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論文

Fabrication of TiO$$_{2}$$ photocatalysts by oxidative annealing of TiC

Choi, Y.; 梅林 励; 山本 春也; 田中 茂

Journal of Materials Science Letters, 22(17), p.1209 - 1211, 2003/09

 被引用回数:47 パーセンタイル:78.51(Materials Science, Multidisciplinary)

粉末炭化チタンを酸化雰囲気で焼成することによって光触媒能の高い二酸化チタンを作製した。350$$^{circ}C$$にて炭化チタンを焼成するとアナターゼ型二酸化チタンが、800$$^{circ}C$$ではルチル型二酸化チタンが優先的に生成された。炭化チタンの高温酸化によって作製したアナターゼ型二酸化チタン粉末(1g)と市販されているアナターゼ型二酸化チタン粉末(1g)を用いて紫外光照射下での水の分解量を指標として光触媒能を測定した結果、前者の方が光触媒能が約2倍程度高いことがわかった。これはアナターゼ型二酸化チタンに残留する炭素の影響であると示唆された。

論文

High-quality epitaxial TiO$$_{2}$$ thin films grown on $$alpha$$-Al$$_{2}$$O$$_{3}$$ substrates by pulsed laser deposition

篠原 竜児*; 八巻 徹也; 山本 春也; 伊藤 久義; 浅井 圭介*

Journal of Materials Science Letters, 21(12), p.967 - 969, 2002/06

 被引用回数:9 パーセンタイル:36.82(Materials Science, Multidisciplinary)

レーザアブレーション法によりエピタキシャル酸化チタン(TiO$$_{2}$$)薄膜を$$alpha$$-Al$$_{2}$$O$$_{3}$$上に作製し、その結晶構造の評価と表面形態の観察を行った。実験では、酸素雰囲気中でTiO$$_{2}$$焼結体ターゲットをKrFエキシマーレーザでアブレーションし、室温から600$$^{circ}$$Cに加熱した$$alpha$$-Al$$_{2}$$O$$_{3}$$(0001)及び(10$$bar{1}$$0)基板(それぞれC, M面)上に薄膜を堆積した。X線回折分析により、成長させた薄膜と基板面とのエピタキシャル関係を明らかにした。また、基板温度の上昇とともにロッキングカーブの半値幅は小さくなり、600$$^{circ}$$CのときにはC面上で0.0265$$^{circ}$$、M面上で0.2416$$^{circ}$$となった。これらの値は、他の方法により作製した薄膜と比べて一桁ほど小さく、極めて良質な薄膜であることがわかった。原子間力顕微鏡による観察では、各基板上に表面形態の異なる薄膜が成長していることを確認した。

論文

Formation of TiO$$_{2-x}$$F$$_{x}$$ compounds in fluorine-implanted TiO$$_{2}$$

八巻 徹也; 住田 泰史; 山本 春也

Journal of Materials Science Letters, 21(1), p.33 - 35, 2001/01

 被引用回数:90 パーセンタイル:90.97(Materials Science, Multidisciplinary)

本研究では、TiO$$_{2}$$ルチル単結晶に対する200 keV Fイオン注入とその後の熱アニールの効果について調べた。注入試料を573K及び873K,各5時間,等時アニールすることによって、飛程付近の照射損傷は消失しTiO$$_{2}$$本来の結晶構造がほぼ回復した。このアニールプロセスと同時に、注入されたFが表面へ優先的に拡散することがわかった。アニール後の試料に対するX線光電子分光スペクトルを解析することによって、高濃度にFドープされたTiO$$_{2-x}$$F$$_{x}$$ (x=0.0039)が表面に形成されていることが明らかになった。

論文

The Characterization of passive films on Fe-Si alloy in boiling sulfuric acid

井岡 郁夫; 森 順二*; 加藤 千明; 二川 正敏; 小貫 薫

Journal of Materials Science Letters, 18(18), p.1497 - 1499, 1999/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:36.47(Materials Science, Multidisciplinary)

シリコンを15wt%以上含む鉄合金の硫酸中での耐食性発現機構を調べるため、沸騰硫酸下で生成した鉄-シリコン合金の耐食皮膜の特性を調べた。電解鉄(3N)とシリコン(4N)粉末を真空アーク溶解してFe-20%Si試験片を作製した。腐食試験は、50%及び95%の沸騰硫酸に浸せきして行った。50%硫酸の皮膜表面は金属光沢を、95%硫酸では金属光沢のない黒褐色を示した。オージェ電子分光法により、皮膜の組成は50%硫酸ではSiとO、95%硫酸ではSi,O,Sからなることがわかった。皮膜の生成速度は、95%硫酸の方が50%硫酸より約30倍速かった。また、X線光電子分光法により50%硫酸の皮膜はSiO$$_{2}$$であり、95%硫酸の皮膜はSiO$$_{2}$$とSiOであることがわかった。95%硫酸の皮膜中のSは分子状のままで存在する硫酸分子のSへの還元反応により生成される。両者の皮膜生成速度の違いは皮膜自体の緻密さによるものと考えられる。

論文

Application of target theory for the radiation degradation of mechanical properties of polymer materials

工藤 久明

Journal of Materials Science Letters, 15(8), p.666 - 669, 1996/04

 被引用回数:7 パーセンタイル:39.5(Materials Science, Multidisciplinary)

ガラス繊維強化樹脂、ポリエチレン, ポリテトラフルオロエチレン, ポリメチルメタクリレートを室温および77Kでガンマ線照射し、曲げ試験または引張り試験によって力学特性の放射線劣化を調べた結果をターゲット理論で解析した。劣化の温度依存性は、線量に対する感度を考えることにより、各材料毎にマスターカーブを得た。ターゲット数は、室温と77Kで同じ値になり、放射線劣化の機構が同じであることを示した。ターゲット数は、照射によって材料中に生じた架橋点・切断点などが会合して特性を劣化させる次数と解釈した。

論文

Effects of some glass additives on nuclear waste glass durability in water

上薗 裕史; 早川 一精*; 村岡 進

Journal of Materials Science Letters, 10, p.423 - 425, 1991/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:23.44(Materials Science, Multidisciplinary)

Fe$$_{2}$$O$$_{3}$$、PbO、GeO$$_{2}$$を各々ガラス固化体に添加し、70$$^{circ}$$Cの脱イオン水中での固化体の耐久性に及ぼす効果について検討した。Fe$$_{2}$$O$$_{3}$$の添加は固化体の浸出量を減少させるが、逆にGeO$$_{2}$$の添加は固化体の浸出量を増加させた。PbOを添加した場合は、CaやBaなどの一部の元素の浸出量が増加した。FeとGeについてはその水酸化物の溶解性が固化体の浸出量に強く影響したものと考えられる。Pbについてはその炭酸塩が優先的に析出して炭酸カルシウム等の析出を防げたため、Ca$$^{2+}$$等の溶解性を逆に高めたと考えられる。

論文

Effects of carbonate and sulfate ions in synthetic groundwater on high-level waste glass leaching

上薗 裕史

Journal of Materials Science Letters, 9, p.841 - 844, 1990/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:11.88(Materials Science, Multidisciplinary)

玄武岩質輝緑凝灰岩と共存する天然地下水の組成を模擬した合成地下水を調整し、その中でのガラス固化体の浸出挙動について検討した。浸出実験は70$$^{circ}$$Cで49日間、また20$$^{circ}$$Cでは1年間継続した。エネルギー分散型元素分析装置付きの走査型電子顕微鏡(SEM=EDX)で浸出後のガラス固化体表面を観察し、表面に付着した微粒子の成分を詳細に調べた。その結果、ガラス固化体中の希土類元素(La、Ca、Nd等)は、Caとともに炭酸塩として析出することがわかった。またガラス固化体中のBaは浸出液中の硫酸イオンとともに析出する傾向のあることがわかった。これらは、ガラス固化体の浸出挙動に対して地下水中の陰イオンが影響することを示している。実際の地層処分場でもこのような析出反応を考慮する必要がある。

論文

Relationship between the 77k mechanical properties of glass/epoxy composite and the glass transition temperature of the matrix resin

江草 茂則; 瀬口 忠男; 杉内 清*

Journal of Materials Science Letters, 7, p.973 - 975, 1988/08

 被引用回数:4 パーセンタイル:29.85(Materials Science, Multidisciplinary)

ガラス繊維強化のエポキシ樹脂複合材料を種々の硬化条件下で作成したのち、そのマトリックス樹脂のガラス転移温度(Tg)と複合材料の機械的性質を77kと室温で測定した。

論文

Preparation and radiation-resistance evaluation of glass fibre composites having varions epoxy matrices

江草 茂則; 宇田川 昂; 橋本 修*; 小野 利夫*; 山本 泰*; 園田 克己*

Journal of Materials Science Letters, 7, p.503 - 505, 1988/00

 被引用回数:7 パーセンタイル:42.24(Materials Science, Multidisciplinary)

補強材としてはすべてEグラス繊維クロスを使用し、マトリックスのエポキシ樹脂の種類が異なる合計5種類の複合材料を調整した。

論文

A Study on the electron irradiation curing mechanism of polycarbosiolane fibers by solid-state $$^{29}$$Si high-resolution nuclear magnetic resonance spectroscopy

多木 敏彦*; 岡村 清人*; 佐藤 光彦*; 瀬口 忠男; 河西 俊一

Journal of Materials Science Letters, 7, p.209 - 211, 1988/00

 被引用回数:24 パーセンタイル:74.18(Materials Science, Multidisciplinary)

炭化ケイ素繊維の前駆体であるポリカルボシランの電子線照射によって引き起こされる架橋構造を固体$$^{29}$$Si高分解能NMR測定によって検討した。電子線照射したポリカルボシランのSiNMR信号は2本の共鳴線から成り、それらは-0.5ppmがSiC$$_{4}$$、-17.5ppmSiC$$_{3}$$Hによるものと同定できた。このSiC$$_{4}$$/SiC$$_{3}$$Hの信号強度比は照射量とともに単調に減少することがわかった。また、熱酸化法で架橋したときに観察された9.7ppmのSi-O-Siによる信号は観測されなかった。このことから電子線照射によるポリカルボシランの架橋では、酸素原子が導入されないこと、およびSi-Siの架橋が起こらずもっぱらSi-C結合が生じることがわかった。

論文

Radiation induced debonding of matrix-filler interface in organic composite materials

宇田川 昂; 河西 俊一; 江草 茂則; 萩原 幸

Journal of Materials Science Letters, 3, p.68 - 70, 1984/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:50.26(Materials Science, Multidisciplinary)

放射線環境下での電気絶縁材料、構造材料として有機複合材料が注目されているが、その放射線劣化機構はまだ確立されていない。この報告は耐放射線性の優れた有機複合材料を得る第一歩として、室温における20,000Mradまでの放射線劣化挙動を3点曲げ試験、電子顕微鏡観察で考察したものである。複合材料は4種類(Glass/Epoxy、Carbon/Epoxy、Glass/Polyimide、Carbon/Polyimide)を用い、照射は3MeVの電子加速器で行った。Glass/Epoxyでは3,000Mrad、Carbon/Polyimideでは、5,000Mradを超えると曲げ強度が急激に低下した。これらの現象は同時に、破壊が繊維切断から界面の劣化による樹脂と繊維のせん断破壊に変化することが破断面の電子顕微鏡観察から確認された。Carbon/Epoxyでは、5,000Mrad以上でEpoxyが低下しているにもかかわらず、急激な強度の劣化は見られなかった。これらの結果から、界面の劣化が有機複合材料の曲げ強度を支配することを明らかにした。

論文

An Estimation of the thermal shock resistance of simulated nuclear waste glass under water quenching conditions

上薗 裕史; 丹羽 一邦*

Journal of Materials Science Letters, 3, p.588 - 590, 1984/00

 被引用回数:11 パーセンタイル:58.02(Materials Science, Multidisciplinary)

模擬廃棄物を含有するガラス固化体の耐熱衝撃性を計算により予測する方法について検討し、次の2点を明らかにした。(1)水中急冷条件下ではガラス固化体表面に引張り応力、内部に圧縮応力が発生し、表面の引張り応力場で亀裂が発生しやすい。(2)ガラス固化体表面に発生する引張り応力は急冷時の温度差とともに増大し、その応力がガラス固化体の引張り強度をこえると亀裂が発生する。また、耐熱衝撃性を計算により予測する場合の問題点として、正確な引張り強度のデータと、固化体と水との間の熱伝達係数のデータが必要であることを指摘した。

論文

Adsorption of plasma proteins on poly hydroxyalkylmethacrylate materials

熊倉 稔; 嘉悦 勲

Journal of Materials Science Letters, 2, p.605 - 608, 1983/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:39.99(Materials Science, Multidisciplinary)

放射線重合によって得られたヒドロキシアルキルメタリレートの高分子膜へのヒト$$gamma$$-グロブリンの吸着性を研究した。モノマーとしてはヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシブチルメタクリレート、ヒドロキシプンチルメタクリレート、ヒドロキシヘキシルメタクリレートおよびテトラデカエチレングリコールジメタクリレートが用いられ、これらのモノマーは形枠を用いた放射線注形重合によって重合させた。グロブリンの吸着量の測定はパーオキシダーゼでラベル化したヒトIgGラビットIgGを用い酵素活性を調べることにより行った。$$gamma$$-グロブリンの吸着は膜の表面が疎水性化するほど増大した。親水性モノマーと疎水性モノマーの共重合によって得られた膜では、一定のモノマー組成のところで$$gamma$$-グロブリンの吸着量が極大になることが明らかになった。

論文

On the mechanism of the radiation induced destruction of crystallinity in linear polyethylene

依田 修; 栗山 将; 小田島 晟*

Journal of Materials Science Letters, 1, p.451 - 452, 1982/00

 被引用回数:11 パーセンタイル:58.48(Materials Science, Multidisciplinary)

ポリエチレン結晶の放射線による崩壊機構について、著者らは、X線回折実験の結果より、ラメラ表面からの架橋によって結晶c軸方向より崩壊が進むことを主張してきた。最近Unqarらは、結晶格子内に架橋が生成し、これにより結晶格子内部から崩壊が起るという新しいメカニズムを提唱した。これに対して、著者らは、c軸方向の結晶長の変化と、対応する結晶化度を定量的に測定することによって、結晶崩壊はラメラ表面から進むことを再び示した。

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